写真集｜熱き日々inキャンプハンセン！！（1982年5月15日発行：あ〜まん出版：：モノクロ162頁：ソフトカバー：B5サイズ：255x188x15mm）、撮影：石川真生・比嘉豊光、寄稿文：東松照明・荒木経惟・徳田陽子・石川真生・比嘉豊光、帯書き：東松照明・荒木経惟、コンディション：多少のヤケ、シミ、ヨゴレがあります。 沖縄本土復帰10年に合わせて発刊された本書は「幻の名書」として世界中のコレクターから注目を浴びています。そのひとつに所謂「発禁本」として発刊当時のエピソードがあり、一度書店に並んだにも関わらず、「肖像権侵害」として石川真生が撮影した女性数名から販売停止を求める要請がありました。該当する3ページ（P7-8,57-58,59-60）を切断し、再度販売を試みたものの、問題の解決をみることなく販売中止状態に至りました。また撮影ネガを全て処分するという処置を取ったために再版の可能性が途絶えましたが、後に当時のプリントが発見されたことを期に、「熱き日々inオキナワ（2013年・フォイル）」、「赤花 沖縄の女（2017年・Session Press）」として本書から石川真生の写真集2冊が発刊されました。「熱き日々inキャンプハンセン！！」の前半は「基地（沖縄）の女」を撮るためにキャンプハンセン周辺のAサインバーで働きながら撮影した石川真生の写真で編まれ、後半は比嘉豊光が写真家（基地の女）石川真生の日常を撮影するという相関関係で構成されています。（帯書参照）オークション出品にあたり当時の出版に携わった関係者から入手し、40年前の品でありながらほぼ未使用ですが経年劣化はみられます。ご質問にも対応いたしますので「質問する」より連絡お願いします。